お知らせ

2019.12.13

学術著作権協会・日本工学会共催シンポジウムのお知らせ

講演会・セミナー

JACでは、我が国の学術情報流通の促進と持続可能な学術研究活動の両立の観点から、学術著作権ポリシーの在り方について提言を行っております。
この度は、学協会の編集担当者や理事、会長等を対象とした学術著作権協会・日本工学会共催シンポジウムオープンサイエンス時代の学会誌出版の在り方を模索するを以下の要領で開催させて頂きますので、ご案内申し上げます。シンポジウムに参加をご希望の方は、「日本工学会イベント受付」からお申し込みください。

申込締切:定員になり次第締め切りとさせて頂きます。

[ お申込み先 ]
公益社団法人日本工学会HP「日本工学会イベント受付」

 

 

学術著作権協会・日本工学会共催シンポジウム
オープンサイエンス時代の学会誌出版の在り方を模索する

■概要
日時:2020年1月23日(木)13:30~17:00(13:00受付開始)
場所:御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター【Room C】(東京都千代田区神田駿河台4-6)
定員:100名(先着順)
受講料:無料
対象:学協会の編集担当者、理事、会長 他

■内容
 学術情報のオープン化(オープンサイエンス)の推進という国の政策を背景に、研究成果の利活用の観点から、学術論文についてもオープン化の取り組みが広がっています。しかしながら、著者費用を十分に得られるかといった点や、オープン化を非営利のみに限定するかといった点などを検討することなく安易にオープン化を推進することは、年々厳しさを増す学協会の経営基盤にも影響を与えかねません。我が国の学術界にとって、学協会の維持発展とオープンサイエンスの推進はいずれも欠かせませんが、学術論文の著作権は、その利活用により安定的な収入源となり得ることから、学協会においてオープンサイエンスの推進を図る上では、事前に十分な検討が必要と考えられます。
 そこで本シンポジウムでは、著作権の利活用の方法のほか、オープンサイエンス時代を迎えての学術出版のトレンドの概観及び学協会の出版事業のケーススタディについて情報提供を通じて、学協会にとってのオープンサイエンスとの付き合い方を模索します。

■プログラム
1.開会挨拶
 登壇者:岸本 喜久雄(日本工学会 会長)
2.著作権の利活用
 登壇者:鈴木 恵美(恵美法律事務所 弁護士)
3.学術雑誌の出版のビジネスモデルとオープンアクセス化
 登壇者:林 和弘(NISTEP 上席研究官)
4.学術雑誌の出版に係るケーススタディ
 登壇者:中谷 敏幸(日本化学会 学術情報部 部長代理)
5.学協会に必要な対応策について
 登壇者:石島 寿道(学術著作権協会 事務局長)
6.閉会挨拶
 登壇者:脊山 洋右(学術著作権協会 会長)

 

[ お問い合わせ先 ]
一般社団法人学術著作権協会 事務局
E-mail: info@jaacc.jp(担当:黒川)